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紡ぐ
TSUMUGU
新型コロナの影響の下、私たちは感染拡大を抑えるための生活の変化を求められています。 さて、これから日本の私たちのライフスタイルはどう変化してゆくのでしょうか? この問いかけのもと、HISUIブランドを率いる服飾デザイナー伊藤弘子と、現代美術アーティスト岡田裕子という全く違う世界で生きてきた2本の糸が繋がりDOUBLE HIROKOが始まりました。 またさらに多くの異業種の方々の糸と、このプロジェクトで繋がることで「思い」「幸せ」「人生」「命」など、形の見えないけれど大事なモノやコトなどを考えてゆきます。 人々がものづくりで「繋がり」、わたしたちのストーリーを「紡ぐ」プロジェクトです。
『思いで繋がり 想いを紡ぐ』
わたしたちなりのものづくりのストーリーを紡ぐ。
 
例えば、日本の生地産地の工場と「繋がり」、そこに働く人たちの存在をこのプロジェクトで広めます。日本でも縮小しつつある生地産地、その活性化へを応援したいという思いがあります。各地でお仕事をする人たちを顕在化し、日本におけるものづくりの循環型の社会構想への必要性を明確に伝え、これからも持続してゆくことを願います。このようなトレサビリティなものづくりは、関わる全ての方々へのリスペクトであり、産地の活性化への願いを広く伝えたいという思いがあります。 現在(2020年4月〜)は、まずは江戸時代から続く遠州産地である浜松の機屋さんにご協力していただき、TSUNAGU MASKUプロジェクトをスタートしています。 今後も、フレキシブルに他の産地とも様々なかたちで繋がりつつ、感染に対してどう付き合いながら生きて行くのかという課題を意識しながら、プロジェクトを進行していけたらと考えています。 他にも、用途のない布を工場の方々から買取りするところから制作してみるなど、 関わる方々と協力しながら、経験とアイデアを盛り込んだユニークなものづくりをしていきたいと思います。 わたしたちは、こういった、人と人がストーリーを紡ぎながら繋がること自体が、社会における芸術活動だと考えています。
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